……ヒノキ染め……
今年初めは天草で育つ《天草ヒノキ》の樹皮染めで始まりました。
この土地で育つものを大切に。日々の暮らしに多様な可能性が広がります。
バリバリの木の皮、天草広域本部林務科の方々に染めやすい様、繊維を裂き、砕いて頂きました。
堅い染料はこれが結構大変なんです。おかげ様で染めがスムーズに。。。
今回は天草ヒノキロゴのテーブルクロスと麻の暖簾です。
茶色だけど奥に光る赤い色……
これを前回染めたときには引き出せなかったのですが、
今回は濃く濃く赤い茶色が現れてくれました。
赤みの茶色、鉄媒染で温かみのあるグレー…柔らかいのでどこか女性的にも感じます。
染めれば「あたたかい」や「力強い」と言った感覚があり、
やはり天高く育った木。草花とは違ったニュアンスを感じました。
こんな感じで自然の素材の染めはその染料となる植物、布素材と、
染める手とのコミュニケーションだな…といつも実感します。
今回も新しい良い色に出会えました。好きな色です。
機会があれば積極的に染めていきたいと思います。
ありがとうございました🙏
#天草広域本部林務科
#天草ヒノキプロジェクト
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ヒノキは今、樹齢50歳、先人が未来を思い天草の島に植えたものだそうです。
柔らかなヒノキ。手触りから、芳香から木のぬくもりや気持ち良さを感じます。
ヒノキについて…こちらで詳しくご覧ください。